スペシャルゲストスピーカー
Special Guest Speakers
敬称略
工藤夕貴
女優、山の日アンバサダー
東京都出身。
1983年に芸能界入りし、今井正監督の遺作となった『戦争と青春』に主演し、最年少でブルーリボン賞主演女優賞を受ける。
数々の日本映画をはじめ、『ラッシュアワー3』 『SAYURI』などのハリウッド映画へも多く出演している。
アメリカから帰国後は、静岡県富士宮市に移住し、女優をする傍ら、富士山の見える農場で、自然農法を取り入れた野菜栽培や米作りに取り組みながら、『カフェ・ナチュレ』というカフェレストランを経営する。
最近では、多くの日本百名山に登頂し、山に関連した番組やドラマに出演するなど、山好き女優としても活躍している。
また、毎年全国約20ヶ所において、農業と食と健康を題材とした『食の講演』も行っている。
なすび
俳優、タレント、山の日アンバサダー
1998年〜1999年、日本テレビ系『進ぬ! 電波少年』内の企画“電波少年的懸賞生活”で一躍注目を浴び、本格的に芸能界デビュー。
以後、元々は俳優志望だった事も有り、2002年に脚本・演出・出演を務めるプロデュース公演“なす我儘”を旗揚げし、舞台を中心に、テレビに映画にと、活動の幅を広げ、2012年からは劇団丸福ボンバーズに所属している。
又、2011年3月11日の東日本大震災以降、地元福島県の復興と再生を願う応援活動も精力的に続けており、2011年8月には四国八十八か所お遍路を結願させ、登山未経験ながらも福島に元気と勇気、夢と希望をと世界最高峰のエベレスト登頂を目指す“なすびのエベチャレ”を2013年より敢行。しかしながら、2013年は体力の限界と天候の悪化で断念、2014年はアイスフォールで起きた大規模な雪崩事故で登山中止、2015年はネパール全土を襲った大地震の影響により登山の続行が不可能な状況となる等、三度とも登頂に失敗した。
それでも諦めずに挑戦を続け、2016年5月19日、四度目の挑戦でエベレスト登頂を果たした。
2015年11月〜2016年3月の四か月間(実質44日間)で、青森県八戸市から福島県相馬市迄の、東日本大震災の被災地沿岸部に設定されたロングトレイルルート“みちのく潮風トレイル”の全長約900kmを踏破している。
現在、あったかふくしま観光交流大使としても活動中。
平成27年度4月〜6月の【ふくしまデスティネーションキャンペーン】けんぽく応援団長にも就任していた。
大城和恵
国際山岳医
長野県生まれ。日本大学医学部卒業。
医学博士。Leicester(レスター)大学PGC in Mountain Medicine.
UIAA(国際山岳連盟)/ICAR(国際山岳救助協議会)/ISMM(国際登山医学会) approved Diploma in mountain medicine (英国国際山岳医)(日本人初)
Fellow of Academy of Wilderness Medicine(日本人唯一)
日本循環器学会認定循環器専門医
日本内科学会認定内科専門医
日本体育協会公認スポーツドクター
日本プライマリ・ケア連合学会指導医・認定医
日本医師会認定産業医
(役職)
北海道警察山岳遭難救助アドバイザー医師
富山県警察山岳遭難救助アドバイザー医師
長野県山岳遭難対策特別アドバイザー医師
文部科学省南極地域観測統合推進本部委員
総務省消防庁消防大学講師
公益財団法人日本山岳・スポーツクライミング協会医科学委員常任委員
公益財団法人北海道体育協会スポーツ科学委員
一般社団法人日本登山医学会理事
(経歴)
2010年英国にて日本人初「UIAA/ICAR/ISMM認定 Diploma in Mountain Medicine 国際山岳医」取得。
同年 Leicester大学PGC in Mountain Medicine。
同年「山岳医療情報」HPhttp://www.sangakui.jpを開設し国際基準を公開。
2011年北海道警察山岳遭難救助アドバイザーに就任し国内初山岳救助への医療導入制度を実現。
同年 札幌市の北海道大野病院(現北海道大野記念病院)にて登山外来を新設。
2015年米国Wilderness Medical SocietyのFellow of Academy of Wilderness Medicineを日本人唯一取得.
同年 総務省消防庁救助技術高度化検討会委員(医療)
2016年 全国高校体育連盟登山部「登山の医学」執筆
(山行歴)高所関連のみ記載
2010年北米最高峰マッキンリー(6194m)山頂よりスキー滑降。
2013年三浦雄一郎氏エベレスト世界最高齢登頂遠征チームドクター。
同年 チームドクターとしてマナスル(標高世界第8位:8163m)登頂、他。
2018年5月 日本人女性医師として初のエベレスト(8848m)登山に成功.
ゲストスピーカー
Guest Speakers
敬称略
猪熊隆之
気象予報士、ヤマテン代表取締役
1970年生まれ。
全国18山域59山の山頂の天気予報 https://i.yamatenki.co.jp/ を運営する国内唯一の山岳気象専門会社ヤマテンの代表取締役。
中央大学山岳部監督。
国立登山研修所専門調査委員及び講師。
茅野縄文ふるさと大使。
カシオ「プロトレック」開発アドバイザー。
チョムカンリ(チベット)、エベレスト西稜、剣岳北方稜線冬季全山縦走などの登攀歴がある。
著書に山の天気にだまされるな(山と渓谷社)、山岳気象予報士で恩返し(三五館)、山岳気象大全(山と溪谷社)。共著に山の天気リスクマネジメント(山と渓谷社)、安全登山の基礎知識(スキージャーナル)、登山の科学(洋泉社)
中村浩志
信州大学名誉教授
1947年長野県生まれ。
信州大学教育学部卒業。京都大学大学院修士課程修了、同博士課程単位取得。信州大学教育学部助手、助教授を経て、1992年より教授。
専門は鳥類生態学。理学博士。これまでの主な研究はカワラヒワの生態研究、カッコウの托卵と宿主との相互進化に関する研究、ライチョウの生態と進化に関する研究など。2002年、カッコウの研究で第11回「山階芳麿賞」受賞。
日本鳥学会元会長。ライチョウ会議議長。主な著書に『戸隠の自然』『千曲川の自然』(ともに信濃毎日新聞社)、『甦れ、ブッポウソウ』『ライチョウが語りかけるもの』(ともに山と渓谷社)、『二万年の奇跡を生きた鳥 ライチョウ』(農山漁村文化協会)『ライチョウを絶滅から守る!』(しなのき書房)など
2012年に信州大学を退職。名誉教授。
退職後3年間特任教授を務めた後、現在は一般財団法人 中村浩志国際鳥類研究所 代表理事。
加島博文
北ア南部遭対協救助隊副隊長 夏山常駐パトロール隊副隊長
18歳の学生時代から山岳部に所属し、先輩達から厳しく山の基本を学び、21歳の海外登山を契機に、安全登山のさらなる奥深さを求め、22歳で涸沢を基地とする長野県夏山常駐パトロール隊に入隊。
毎年涸沢に通う。2010年より同組織の副隊長を務める。
また1998年の上高地群発地震から北アルプス南部の登山道崩壊を修復する作業をするようになる。
2003年より登山道整備及び山岳工事全般を行う 《Mountain Support Kashima》を組織し、現在も後輩達と共に登山道を整備する。
河西斎哲
松本警察署地域第一課救助係、長野県警察山岳遭難救助隊松本班班長
長野県出身 1984年生まれ
平成14年に長野県警察官を拝命。
平成19年より、長野県警察山岳遭難救助隊の任命を受け、茅野班隊員(八ヶ岳連峰)や航空救助隊救助係での勤務を経て、現在に至る。救助隊員歴は、勤務の関係で一時期離れたこともあり、10年目。
警察官を拝命するまで、登山経験はないが、先輩救助隊員、地区遭対協・山小屋関係者の方々に、厳しくも情熱溢れる山の指導を一から受け、現在に至る。
中林裕二
穂高岳山荘支配人
1972年生まれ、幼少から大学まで競技スキーに打ち込む。
穂高岳山荘の前支配人にスカウトされ卒業後、同山荘に入社し今年で24年目のシーズン。
現在、穂高岳山荘の支配人として従事する傍ら、北飛山岳救助隊としても活動。
趣味は、バックカントリースキーやクライミング、子供とキャンプ。
冬は、地元でスキー指導員をしている。
相川大地
夏山常駐パトロール隊 やまたみキッズ登山クラブスタッフ
常駐隊員歴8年。
4月から11月の間はほとんど、北アルプスのどこかにいる。
公募で集まった小学生と年間スケジュールで山に登る「やまたみキッズ登山クラブ」、家族での登山をサポートする
「ファミリー登山教室」に、スタッフとして参加。
「やまたみキッズ登山クラブ」では、去年は槍ヶ岳に登頂、今年は涸沢から奥穂高を目指す。
萩原浩司
山と溪谷社、山岳図書出版部長
1960(昭和35)年栃木県生まれ。小学生のころより日光・那須の山々に親しみ、高校・大学時代は山岳部に所属。
大学卒業後は山と溪谷社に入社し、『山と溪谷』、『ROCK&SNOW』誌等の編集長を歴任する。
現在は山岳図書出版部部長。2013年、母校・青山学院大学山岳部のアウトライアー(7090m)東峰登山隊に隊長として参加し、初登頂。2013年から5年間にわたってNHK-BS1「実践! にっぽん百名山」のレギュラー解説者として出演。
日本山岳会「山の日」事業委員会委員長。
近著に『萩原編集長の山塾 実践! 登山入門』『秒速! 山ごはん』『写真で読む山の名著』(すべて山と溪谷社)
などがある。
鈴木ともこ
漫画家、エッセイスト
東京生まれ。
山登りをきっかけに松本の山と街に惚れ込み、家族で松本に移住。
雑誌、テレビ、トークイベントなどを通じて、
松本の魅力を発信している。
著書にコミックエッセイ『山登りはじめました』(KADOKAWA)
シリーズなど。
菊地俊朗
山岳ジャーナリスト
1935年東京生まれ。早稲田大学卒業後、信濃毎日新聞社入社。
1964年ヒマラヤ遠征報道で日本新聞協会賞受賞。
常務・松本本社代表を最後に退職。現在山岳ジャーナリスト。日本山岳会会員。
主な著書、執筆作品に『栄光への挑戦』(二見書房)『山の社会学』『北アルプスこの百年』(文藝春秋)『槍ヶ岳とともに 穂苅家三代と山荘物語』『北アルプスの渓谷をゆく』『ウェストンが来る前から、山はそこにあった 地元目線の山岳史』(信濃毎日新聞社)『白馬岳の百年―近代登山発祥の地と最初の山小屋』(山と渓谷社)ほか。
松本市在住
長谷川泰彦
松本市立会田中学校校長
松本市出身。
平成29年から松本市立会田中学校長。数学科。県内の中学校教諭として、約3年に1回のペースで燕岳の他、常念岳、乗鞍岳、唐松岳、硫黄岳等の学校登山を経験する。
趣味は音楽鑑賞。
赤沼健至
燕山荘 代表取締役社長
安曇野市穂高有明生まれ。昭和52年(株)燕山荘入社、平成4年代表取締役。
グループの燕岳(2763m)燕山荘、大天井岳(2922m)大天荘、槍ヶ岳(3180m)ヒュッテ大槍、合戦小屋(2350m)、有明荘(1380m燕岳登山口にある温泉宿)の経営にあたる。
燕山荘でアルプホルンの演奏と北アルプスの自然解説、登山のマナー・ルール、事故防止など登山者に山の魅力等を語っている。
趣味
山岳写真(2018年日本山岳写真協会羽田栄治賞受賞)
アルプホルン演奏(1971年第5回ヤマハライトミュークコンテスト・グランドチャンピョウン当時はトロンボーン演奏)
安曇野市山岳観光推進実行委員長、北アルプス南部地区遭難防止対策協会理事、
日本山岳ガイド協会特別個人会員、環境省自然公園指導員、日本山岳写真協会会員
燕山荘は、1921年赤沼千尋が創業、2008,2015年山岳雑誌読者アンケートで「泊まってよかった山小屋」「泊まってみたい山小屋」双方で全国1位。ヒュッテ大槍7位
福田浩道
認定NPO法人信州まつもと山岳ガイド協会副代表理事
北アルプスの山小屋・燕山荘グループで、平成元年から14年まで14年間小屋番を務めたのちガイド業を開業。
信州・松本を拠点に四季を通じて北アルプスや八ヶ岳の山や自然を楽しむ山旅を案内している。
山小屋勤務経験を活かし、「楽しく、安全に」をモットーに山旅ガイドをしている。松本市在住。
(公社)日本山岳ガイド協会認定 山岳ガイドステージⅠ
認定NPO法人信州まつもと山岳ガイド協会やまたみ 副代表理事
鈴木啓助
信州大学理学部教授
北海道大学理学部地球物理学科卒業、学術博士。
現在、信州大学理学部教授、信州山の環境研究センター所長、日本山の科学会会長、長野県山岳環境連絡会会長。
これまで、日本水文科学会会長、南極観測審議委員会委員長、長野県「山の日」懇話会座長、長野県高校生の冬山・春山登山における安全確保指針検討委員会委員長などを歴任。
南極観測隊に2度参加するなど、世界の7大陸すべてで調査研究の経験あり。
本間香菜子
フリーアナウンサー
2016年4月までNHK長野放送局にキャスターとして勤務し、その後フリーアナウンサーとしてイベントや式典の司会、ナレーションなどで活動中。また、FM長野「ラジモ!」火曜パーソナリティも担当。
山や自然が好きだったことから、2011年に憧れの信州に移住。移住後は仕事の合間をぬって、蝶ヶ岳、常念岳、西穂高岳独標、木曽駒ヶ岳をはじめ、八ヶ岳の山々、里山などで登山を楽しむ。
2014年より、「岳都松本山岳フォーラム」の司会をするなど、これまで県内の各種山岳イベントの司会を担当。
山のおはなし会
松本市中央図書館
「山のおはなし会」では手遊びを交え、山や自然に関係する大きな絵本や紙芝居の読み聞かせを行います。ホールに響くお話のやまびこを聞いてみませんか。どんなやまびこ(お話)が聞こえてくるかは当日のお楽しみ。大きいお友達も小さいお友達も、みんなでいっしょにおはなしの世界を楽しみましょう!
けん玉パフォーマンス
一般社団法人グローバルけん玉ネットワーク
GLOKEN(グロケン):
「日常に楽しいをもっと。けん玉で世界をつなぐ」を合言葉に、2012年の設立以降、世界中のけん玉プレーヤーと手を携え、けん玉の国際的な普及に取り組んでいます。
2014年からはけん玉発祥の地とされる広島県廿日市市にて、けん玉ワールドカップを毎年開催。
今後もより多くの人に、「できたー!」という喜びを感じ、けん玉を楽しんでほしいと
願い、活動しています。
パフォーマー:
「Zuku kendamas」 リーダー 原 佑輔
中信地区でけん玉の楽しさと人のつながりを広める事を目的に活動中のチームです。
毎月けん玉練習会を開催し、児童館や小学校でのワークショップ&パフォーマンスも行っています。
川野恭子
写真家
神奈川県生まれ。横浜にて写真教室「Atelier photo*chocot」主宰。
システムエンジニアの職を経て、「空をより青く撮りたい」という思いからカメラを手にする。
キッチンから野の花まで、日常の何気ない光景を切ない視点とやわらかい光で切りとる作風により人気が高まる。
写真講師ほか、トークショー、フォトツアー、執筆、広告撮影など、多岐に渡り活動。
最近では山に魅了され、山を媒体にしながら自らの内面と向き合う作品を撮り続けている。
Steidl Book Award Japan 2016 ロングリストノミネート。
近著に『はじめてのデジタル一眼撮り方超入門』(成美堂出版)、
『写真家きょん♪のふわっとかわいい「ゆるかわ写真」の撮り方ノート』(宝島社)、
写真集『When an apple fell, the god died』(私家版)、フォトライフ誌『TORIPPLE』ほか多数。
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